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2018-02-07

iDP

2017年度イノベーション・デザイン・プログラム(iDP)が終了いたしました

技術事業化支援センターが提供する主要プログラムのひとつ「イノベーション・デザイン・プログラム(iDP)」が12月に全プログラムを終了いたしました。

 

iDPはイノベーションに必要なプロセス・考え方について学ぶ講義編と、講義編で学んだノウハウ・手法をベースにビジネスで解決する解くべき課題の探索と新しいビジネスコンセプトを検討するグループワーク編に分かれており、11月の最終回では各チームが検討した「解くべき課題」とビジネスコンセプトの発表会を実施いたしました。


今年度は、ソリューション(ビジネスのアイデア)をゴールとするのではなく、IoT技術を活用すべきイシュー(課題)は何かを探索することを目標にしました。7社のテーマオーナー企業に実際の問題意識を持ち込んでいただき、多様な視点からイシューを検討するチーム作業を実践しました。

 

アイデアは実際にビジネスとして社会実装されなくてはイノベーションにはつながりません。その場限りの奇抜なアイデアではなく、真に解くべき課題を様々な業種の多様な視点から分析しました。課題の探索と洞察は共創が有効なプロセスであり、そこでの気付きや視点はそのまま自社に持ち帰ることができると考えました。

 

 

プログラム終了後のアンケートでは下記のような結果が得られました。

 

 

講義編、グループワーク編共に高い満足度の評価をいただき、また、イノベーションの知識習得・異業種間での議論による新しい視座の獲得なども高い評価をいただきました。iDPが持つ、イノベーション研修やオープンイノベーションの「場」としての機能も評価いただけたものと考えております。
今回課題としていた「共感できる・深掘りしたいイシュー(解くべき課題)の探索」についても約70%の人に5と4の評価をいただけたのは大きな成果でした。
一方、プログラムで考えたイシューにビジネスの可能性を感じたかという点で高い評価を付けた方の割合は約50%でしたので、今後もプログラムを改善していきたいと考えています。

 


来期もiDPは装いを新たに開催する予定でございますので、今年度ご参加下さった皆様、まだご参加いただいたことのない皆様も是非ご参加下さい。