日時 | 2023年11月21日 (火) 14:30~16:00 |
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会場/形式 | Zoom / オンライン形式 |
会場へのアクセス |
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登壇者 |
講師 砂川 伸幸 京都大学経営管理大学院 経済学部 教授 |
概要 |
本講座では、MBAのコア科目であるコーポレートファイナンスとバリュエーション(企業価値評価)について説明します。また、経営戦略とファイナンス・バリュエーションの関係や、近年の潮流であるESGとファイナンスの関係についても紹介します。 第1回目の講義では、コーポレートファイナンスのテーマと基本的な考え方であるDCFアプローチを用いた企業価値評価や投資評価の概要について説明します。その後、サステナブル成長モデルを用いて、財務的な価値創造の原則について解説し、日本企業の事例を紹介します。 第2回目の講義では、企業価値評価と資本コストについて理論的な説明を行い、理論が実務でどのように扱われているかについて解説をします。また、経営戦略論の競争優位や競争劣位と企業の事業計画、バリュエーションの関係について、財務モデル(エクセル)を用いた分析を行います。 第3回目の講義では、DCF法の応用として、クロスボーダーとベンチャーの評価をとりあげます。また、ESGにおいて、とくにE要素やS要素と財務指標の関係性について、先行研究や日本のデータ分析、企業の事例分析を紹介します。 各回ともエクセルを用いた財務モデルルと分析を取り上げる予定です。エクセルが使える環境が好ましいですが,使えない場合でも講義を見ていただき、その後に各自で確認・復習していただければよいので、受講に際してエクセル使用が必須というわけではありません。 |
備考 |
【講義計画】 第1回 11/7(火) 14:30~16:00 ■コーポレートファイナンスとバリュエーションの基礎 コーポレートファイナンスの概要、企業価値向上表彰企業の特徴 サステナブル成長モデルと価値創造の原則 [財務モデルを用いた分析] 資本利益率と経営戦略の関係 第2回 11/14 (火) 14:30~16:00 ■企業価値評価と資本コスト エンタープライズDCF法のフレームワーク 資本コストと算出方法、マルチプル法とDCFファクターの関係 事業計画とバリュエーション、M&Aシナジー効果 [財務モデルを用いた分析] 第3回 11/21 (火) 14:30~16:00 ■DCF法の応用とESG クロスボーダーとベンチャーのバリュエーション [財務モデルを用いた分析] ESGとファイナンス、E要素S要素と財務指標の関係性 ※シリーズ講義につき、11/7(火)・11/14(火)・11/21(火)の一括お申し込みとなります。 |