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DBJ金融アカデミー 教養講座

国債累増と財政金融政策の行方

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日時 2024年09月20日 (金) 14:00~16:00
会場/形式 Zoom / オンライン形式
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講師

講師土居 丈朗

慶應義塾大学経済学部 教授
東京財団政策研究所 上席研究員

概要 2024年3月に、日本銀行は「マイナス金利政策」を解除し、金融政策は正常化に向かいつつあります。他方、わが国の政府債務残高は200%を超えて未曽有の規模に達し、金利上昇は利払費の増大を通じて政策的経費を圧迫することが予想されます。また、防衛増税、子ども子育て支援金の創設を含む次元の異なる少子化対策など、新たな政策の展開も予定される中で、2025年度に達成を目指す財政健全化目標(基礎的財政収支黒字化)の後、どのように財政健全化を進めてゆくかが問われています。日本国債の残高の半分超を日銀が保有しており、財政健全化に取り組まないまま国債残高が累増すると、金融政策に制約を与えかねません。今後見込まれる税制や社会保障制度の改革にも言及しつつ、わが国の財政金融政策の行方を占います。
備考