編集後記 2010年10月号
2010年10月号
10月1日は、年度の下半期スタートの日です。1月1日や4月1日ほどではありませんが、大きな「節目」して意識される方が多いのではないかと思います。
さて、この10月1日は節目の意味が込められるためもあるのか、いくつかの記念日になっていますが、「法の日」であることはご存知でしょうか?
「法の日」は、1928年10月1日に陪審法が施行されたことによって、翌1929年から10月1日を「司法記念日」と定めたことに由来するそうです。また、1947年に、最高裁判所発足後初めて法廷が開かれた日でもあります。こうしたことを踏まえた裁判所、検察庁、弁護士会の三者会議からの提唱を受け、1960年に閣議了解で、10月1日を「法の日」とすることが定められました(日本弁護士連合会のホームページより)。
法令遵守の重要性が叫ばれる昨今、「法の日」を思い起こしつつ、「折返し地点」として気持ちを切り替えて、22年度の後半戦に臨みたいと思います。