編集後記 2010年9月号
2010年9月号
残暑、お見舞い申し上げます。9月に入っても、まだまだ暑い日が続きそうですので、皆様、くれぐれもご自愛ください。
さて、「今月の特別記事」で森永卓郎先生が、イタリアを引き合いに出され、日本の経営の問題点を指摘なさっています。その中で「暗くなっている人から新しい感性が生まれることは絶対にない。」という言葉が、強く印象に残りました。苦境に追い込まれると、黙々と考えて「答え」を捜そうとしてしまいますが、なかなか答えが見つからないのは、実は同時に「暗く」なっているからかもしれません。
これからは、森永先生がおっしゃるように、「少なくとも表面的には明るく振る舞う」ことを心がけようと思います。