編集後記 2011年5月号

2011年5月号

一般財団法人日本経済研究所(編集部)

東日本大震災の発生から、もうすぐ2カ月になります。まだ余震の不安から抜け出せない日々ですが、被害の実態が徐々に明らかになる一方で、復旧・復興に向けた取り組みも動き始めています。そのような中で、様々な「風評被害」が発生している、との報道があります。
「風評」がどのようにして発生するのか定かではありませんが、毎日各種メディアが事実を伝え解説をしている状況で、情報量が非常に多いため、「消化不良」をおこし、インパクトのある「単語」「フレーズ」だけが記憶に残ってしまうことが、要因の一つであるように思われます。
当研究所もこの月報などで情報発信していますが、読者の皆様に充分に理解していただける発信に努めたいと思います。

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