編集後記 2011年9月号
2011年9月号
電力不足が懸念された今年の夏ですが、何とか切り抜けることが出来たようです。当たり前であったものが、当たり前でなくなる。東日本大震災以降、いろいろなものが大きく変わろうとしているように感じますが、政治のみならず、その「行方」はまだみえていません。すぐにクリアしなくてはならない課題を着実にこなす一方、新たな世界観の構築も求められるような時代において、イタリアの事例にみるように、新しいさまざまな連携が必要とされているのだと思います。そのような時代の要求に応えられる情報を、少しでも誌面により提供していきたいと考えています。