編集後記 2012年11月号

2012年11月号

一般財団法人日本経済研究所(編集部)

ようやく朝晩の冷え込みを感じるようになってきました。季節は確実に巡ってきますが、経済情勢は先が見えない状況が続いています。いつ大きな変化が起きるか分からない世の中にあって、変化に対処することだけではなく、時評で森社長が書いておられるように、「いくら変化が必要だといっても、変えてはならないものがある。」ことをどれだけ意識することが出来るのか、様々なビジネスの現場に問われている時代だと思います。
従って、藤沢氏の特別記事にあるように「哲学」が求められているのだと思いますし、行動するスピードも必要になるでしょう。日経研月報においては、下村プロジェクトがその象徴となりますが、日本の経済社会の未来を考えた記事を掲載していきたいと考えております。
これからも、より良い誌面を提供していきたいと考えておりますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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