編集後記 2014年1月号
2014年1月号
新年あけましておめでとうございます。
安倍内閣が誕生してから1年が経過しました。昨年は2020年東京オリンピック開催が決まるなど明るい話題もありましたが、今年4月には消費税増税も控えており、日本経済は大きな転換期を迎えようとしています。
国内外から注目を集めた「三本の矢」政策(=アベノミクス)も、その真価が問われる年になります。今月号では、東京大学吉川洋先生からアベノミクスの評価を含めて、格差問題からデフレと金融政策に至るまで、日本経済の現状と課題についてわかりやすく解説していただいております。
日本を取り巻くもう一つの重要課題が地球温暖化問題です。近年、世界各地で頻発している異常気象によって、多くの人々が環境問題に関心を抱くようになっています。日経研月報では今月より2回にわたり、この地球レベルでの課題とその対応策について取り上げていきます。
本年も会員サービスの向上を目指していきたいと考えておりますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。