安倍改造内閣発足から約２ヶ月が経過しようとしています。10月号の特別記事では、読売新聞の田中隆之氏より小泉政権以来久しぶりの長期政権を目指す安倍政権の課題について解説していただいております。アベノミクスの「第一の矢」である大胆な金融緩和策の円ドル為替レートへの影響を検証した一橋大学の加納先生の特別研究とあわせてお読みいただければ幸いです。
海外情報では、近年低成長が続いてきたインドにおいて、モディ政権が５月の下院選挙での歴史的大勝で30年振りの単独与党政権を樹立しました。新政権発足後のインド経済の動向と、財政再建、産業振興から税制改革、直接投資までさまざまな分野における構造改革の行方について紹介しています。
この他、今月号からシリーズ「公共施設マネジメントの出口戦略」がスタートしています。本格的な人口減少社会を迎え、多くの地方自治体が厳しい財政制約下に置かれる中で、自らが管理運営する公共施設の再配置や縮小などを検討する際のさまざまな課題と対応策をご紹介していきます。
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