2011年３月11日に発生した東日本大震災から５年が経過しようとしています。今月号の巻頭言では東北経済連合会高橋会長より“この
後の５年”における被災地の復興に向けた産業と雇用活性化の取り組みについてご紹介いただいております。また、被災地の主要３港と
フェリーで繋がる北海道苫小牧港開発㈱が実施している被災地視察研究についてもご紹介しております。
一方、海外情報に関しては、特別記事にてドイツの「インダストリー4.0」に代表される製造業のパラダイム転換について日経新聞関口編集委員に詳しく解説いただいています。加えて、増え続ける訪日外国人観光客の宿泊施設不足への対応策として注目の集まる「民泊」について、多国籍の成熟社会で民泊先進国でもあるフランス、パリでの現地事情をリポートいただいております。
なお、今月号より連載がスタートした研究員リポート；シリーズ「再生可能エネルギーの活用可能性」では、2012年度に好評を博した地熱利用に関する研究成果をフォローアップしつつ、新たに国内各地における地熱利用の取り組みについてもご紹介していきます。
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