７月１日夜のバングラデシュの首都ダッカでのレストラン襲撃人質テロ事件以降、14日の南仏ニースでのトラックテロ事件、15日のトルコでのクーデター未遂事件、そして22日のドイツ・ミュンヘンでの銃乱射事件など、世界各国で多くの人命が失われる大きな事件が相次いでいます。そのような中で、来月５日には世界中の注目が集まるブラジル・リオデジャネイロでのオリンピックが開幕します。私たちは５年後の東京開催に備える意味でも、経済効果のみならず、出入国管理や安全面での体制整備についても注目しつつ、先例から学んでいく姿勢が求められます。
今月の特別記事では、長年にわたり中国の政治・外交問題を研究してこられた東京大学の高原先生より、中国をめぐる国際関係について、「新型大国関係」「一帯一路」等のキーワードを中心に詳しく解説いただいております。今後の日本・米国・中国の関係を見ていく際のご参考にしていただければ幸いです。
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