ユネスコ無形文化遺産にも選ばれた「佐原の大祭」をご存知でしょうか？　東京から高速バスで１時間半、成田空港から約30分の千葉県香取市佐原地区では、重要伝統的建造物群の町並みを舞台に、毎年夏秋の２回、約300年の歴史を有する山車行事が繰り広げられています。江戸時代に利根川舟運で栄えた商都に根付くシビックプライド「江戸優り」の精神がさまざまな市民活動団体に継承され、住民主導の「まちづくり型観光」が結実した「資源（歴史）×人材（住民）×舞台（町並み）」の地方創生が体験できる今年の秋の大祭は、10月13日㈮～15日㈰の３日間です。
今月号の特別記事では、米国海軍、民間企業、外交官など多彩な軍・職歴を経て現在は麗澤大学で教鞭をとられている八木エドワード先生より、トランプ主義がもたらす世界のワーストシナリオの検証と日本に求められる対処策について解説いただいております。また、今月号からは５年目を迎える「下村プロジェクト」として、一橋大学小川英治先生を座長とする特別研究シリーズ「基軸通貨ドルへの挑戦」がスタートしています。ユーロ導入や世界金融危機がドルの地位にどのような影響をもたらしたのか、についてさまざまな視点から分析いただきます。
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