政権発足以降、毎日のようにニュースのヘッドラインに登場し続けている米国トランプ大統領ですが、「アメリカ・ファースト」の言葉通り、米国企業や米国国民を守る内向きの政策に終始した１ケ月でした。日本を含めた友好国の“トランプ詣で”が一巡し、今後は自らが諸外国への外遊を通じて国際社会とどのような関係を構築していくのか、本格的な外交姿勢が問われることになります。
今月号の特別記事では、政策研究大学院大学の白石隆先生より「アジア太平洋と日本」と題して、地政学・政治経済学の視点からみた21世紀の世界の構造に加えて、今後の日本が米中の超大国との関係を含めた国際社会で果たしていくべき役割についても解説いただいております。
また、今月号では「米国における自動運転車の開発（DBJ ニューヨーク事務所）」、「ウェアラブル市場の現状と今後（DBJ 産業調査部）」など、世界中が注目している新たな市場の動向について、国内外さまざまな企業の取組み等のリポートも含めた最新情報をご紹介しておりますので、ご参考にしていただければ幸いです。
今後も会員サービスの向上を目指して誌面を充実させていきますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。