弊財団主催の「東京講演会」では、昨年夏からホールでの開催に加えウェビナーを併用しておりましたが、新型コロナの緊急事態宣言を踏まえ、今年からウェビナーのみの開催形式にさせていただいております。ウェビナーの最大のメリットは、PC やスマートフォンの通信環境が整ってさえいれば、場所を問わず参加できる点にあります。実際に、これまでは東京まで足を運ぶことが難しかった地方賛助会員の皆さまにも参加いただけるようになりました。本特集（「地域の文化・サービスを見直す」）の観点からみると、このことは、地域格差のないサービスの充実に向けて都市と地方が連携している事例になり得るのではないでしょうか。東京講演会では今後もウェビナーを活用していきますので、地方賛助会員の皆さまを含め、多くの方にご参加いただければ幸いです。
また今号より、DBJ 経済調査室のコーナー「経済・産業動向」を刷新しております。最初の２頁で時勢に即した旬のトピックを「Economic View」として掲載し、続く動向調査では、冒頭にダイジェストを配置する工夫を施しました。国内外の経済産業動向や今後の見通しにおける当室の視点を、より正確に端的に把握いただけることと思います。
次号は、「医療特集」の予定です。弊財団も運営をサポートしたDBJ 主催「ヘルスケアセミナー～新型コロナを踏まえた地域連携の未来像～」の内容も掲載しますので、ぜひご期待ください。これからも、賛助会員の皆様へのサービス向上を目指して誌面を充実させていきますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。