今月の特集は「ライフサイエンスの現在・未来」です。特集のアウトラインは大きく３つです。コロナ禍においてこれだけ医療費が嵩む日本からワクチンや治療薬開発の動きが活性化しなかったのか、という「現在」の課題。日本以外の国での日常（ただし、これは時々刻々動くものですので、あくまで寄稿時点のものとしてご理解ください。実際に中国はまた状況が変わってきているようです）。そして、米国を中心に起こっているようなヘルスケア自体の新たな動き（こうした動きは時間差で日本にもやってくることが歴史的に何度もみられています）。
専門知を要求されるため踏み込んだ議論がしにくい領域ですが、「あるべき姿」に関する議論とアクションが必要な領域でもあります。
有識者の声を反映しつつ、シンクタンクとしての原点に立ち戻った冊子づくりを今後も心掛けていきます。
そして、特集は特集として企画しながら、幅広い情報提供やその分野で先陣を切られている方々の声についても引き続き取り上げていく予定です（上定市長、早速のご寄稿、有難うございます）。これからも、賛助会員の皆様へのサービス向上を目指して誌面を充実させていきますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。