編集後記 2022年1月号

2022年1月号

青山 竜文 (あおやま たつふみ)

一般財団法人日本経済研究所(「日経研月報」編集長)

あけましておめでとうございます。まずご報告ですが、2022年の新年を迎えるにあたり、日経研月報の装丁をリニューアルいたしました。引き続きWATALIS 社ご提供の着物地をベースに作成したものですが、着物地が伝える暖かさや華やかさとともに、執筆者の方々のメッセージを読者の皆様へしっかりとお伝えしていきます。
今号は「スポーツとアート」を特集として取りあげました。スポーツやアートを単にビジネス的観点からみるということではなく、その多様な効用をお伝えすべく誌面を構成しています。純粋な特集部分に限らず今号全体で、イベントの開催がもたらす多様性への貢献やコミュニティの活性化、コミュニケーション手法の変革、物事を把握する視点の高度化、そして心をつなぐ役割などをご発言・ご執筆いただいております。
また、弊財団SDGs 研究センターから、グラスゴー市で開催されたCOP26の模様を報告いたしました。オミクロン変異株の影響などもあり、2022年もイベント開催の帰趨は見通せないところがありますが、可能な限りフレッシュな情報をお届けしていきます。なお、弊財団主催の東京講演会につきましても、参加人数を絞りながらですが、1月より会場開催を再開していく予定です(オンライン配信も引き続き併用します)。会場で皆さまとお会いできることを楽しみにしております。
これからも、賛助会員の皆様へのサービス向上を目指して誌面を充実させていきますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

著者プロフィール

青山 竜文 (あおやま たつふみ)

一般財団法人日本経済研究所(「日経研月報」編集長)