編集後記 2023年6-7月号
2023年6・7月号
先月、弊財団Web が刷新されました。賛助会員の社員の皆さま一人ひとりがマイページをご作成いただけるほか、弊財団主催の講演会のご案内等についても新Web にてご確認いただけます(ログイン情報につきましては、各賛助会員の窓口ご担当者様か弊財団(sanjokai@jeri.org)までお問合せください)。『日経研月報』においては、新Web の「調査・研究」が入口になります。これまでの各記事PDF に加え、各記事をテキスト形式でも閲覧でき、さらにPC はもちろんのこと、スマホからでも快適にご利用いただけるよう配慮した設計になっております。冊子には掲載せずWeb のみに掲載する記事もありますので、ぜひアクセスしてみてください。記事のBOX にあるアイキャッチ画像には、PDF のゲラでは紙幅上掲載できなかった筆者撮影のとっておきの写真やイメージ素材を当方でセレクトして掲載しております。読者の皆さまが素敵な記事に出会えるためのきっかけになるように、今後もこだわっていきたいと思います。
さて、今号の特集は「地域創生×モビリティ」です。毎年、「地域創生」について特集化していますが、今年の特集では地域に「交通」の要素を掛け合わせてみました。特に鉄道については、いろんな観点・角度からとても熱く(!)語られる分野かと思います。この特集名とご執筆者様の錚々たる顔ぶれをご覧になるだけで、ワクワクする方も多いのではないでしょうか。元国土交通省事務次官の(一財)運輸総研 宿利会長による巻頭言から始まり、空間克服とイノベーションの観点から地域創生とモビリティを語られた中央大学 山﨑先生、欧州の事例を踏まえて日本のモビリティ政策のあり方を論じている関西大学 宇都宮先生、赤字ローカル鉄道の存在が地域創生にいかなる意義を持つかを国策的・民生的観点から論じている日本総研 藻谷様、観光列車が及ぼす地域経済への波及効果をまとめた㈱日経研 生田様、㈱リージョナルプラスウイングスの地域との共創事例をもとに地域航空会社としての存在意義を説かれる同社髙橋社長のご寄稿、と続きます。ぜひ通しでお読みいただければ幸いです。
これからも賛助会員の皆様へのサービス向上を目指して誌面を充実させていきますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。