今月号は、特集「コロナ禍の世界経済」として、フランス・アメリカ・中国・ドイツより、各国コロナ関連の寄稿を掲載しております。また、フランスからは、「ウィズ／ポスト コロナのフランス経済の動向」と題するシリーズをこれから約１年にわたり掲載する予定です。在フランス日本国大使館の書記官が、今回の危機を通じて見えてきたフランス経済の課題やそれに対する政府、企業等の取組みについて紹介していきますので、ご期待ください。
弊財団では、10月8日～9日に「第12回地域シンクタンク研修」を開催し、青森から沖縄まで全国のシンクタンク20機関（約50名）の皆さまにご参加いただきました。今年度はコロナの影響により東京での開催が難しかったため、ウェビナーでの講演やZoom を活用したグループディスカッションなど、すべてのプログラムをリモート形式で行いました。地域シンクタンク間の相互交流の観点では、リアルな交流と比較して物足りなかったことは否めません。しかし、リモート形式にすることで初めてご参加いただいたシンクタンクもあり、弊財団として全国のシンクタンクのネットワークをさらに広げることができたと感じています。来年度も開催形式に関わらず、本研修を通じて地域シンクタンク間の親睦を深められるよう研修内容を工夫していきたいと思います。本研修の報告につきましては、2021年1月号への掲載を予定しております。
これからも、賛助会員の皆様へのサービス向上を目指して誌面を充実させていきますので、引き続きご支援を賜わりますようお願い申し上げます。