ファイナリストFinalist

DBJ女性新ビジネスプランコンペティション

株式会社玉川きこり社

原田はらだ

さやかさやか

静岡県

  • 第4回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション
  • サービス
  • 教育
事業概要

― きこりがつなぐプラットフォームビジネス ― 林業を行いながら、
「きこりと子育て」をテーマにした3本柱事業で街と山村をつなぐ

原田 さやか

PROFILE

静岡大学農学部森林資源科学科卒業。高校3年生の夏にロベール・ドアノーの写真に魅了され、大学在学中から写真スタジオに勤務。2007年から静岡県中部エリアで配布される地域情報誌『すろーらいふ』のカメラマンとして撮影・企画・編集に携わり、5000件以上のお店や企業を取材。2008年玉川と出会い、自然と共生する暮らしに感動し、その魅力を伝えるため「安倍奥の会」設立。『玉川新聞』を創刊し、イベントを多数開催。街と山村がつながり、心豊かな日本をつくりたいと2014年2月に退職し、同年3月株式会社玉川きこり社を設立。

ビジネスモデル

かつて林業で栄えていた旧玉川村は「きこり」が山村の文化を築いてきたが、今は脈々と受け継がれてきた自然と共生する暮らしは残りつつも、過疎化・高齢化は深刻な状況にある。一方、自然が遠くなってしまった市街地では自然と触れ合う子育てへの関心が高まっている。

玉川きこり社は林業を行いつつ、「きこりと子育て」をテーマとした「きこりと家づくり」事業、「きこりと森の製品販売」事業、「きこりじゅく」事業の3本柱事業で、街と山村をつなぐビジネスを展開。「きこりと家づくり」事業では、家を建てた後に街に住みながら田舎暮らしができる「田舎暮らしサービス」を行う。サービスは玉川住民、コラボする企業、玉川で起業するローカルベンチャーと共に構築し、顧客に向けて多様性のあるサービスを提供。山村の一大コミュニティーでプラットフォームビジネスを展開する。街と身近な山村がつながる仕組みを全国に広め、自然を身近に感じながら心豊かに生きていける日本を目指す。

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