ファイナリストFinalist

DBJ女性新ビジネスプランコンペティション

株式会社成美
(受賞当時は有限会社成美)
代表取締役

岩切いわきり

知美ともみ

大分県

DBJ女性起業地域みらい賞

  • 第5回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション
  • プロダクト
  • 6次産業
  • 飲食・食品
事業概要

郷土・伝統を繋ぎ 地域資源を活用した
「美味しいの笑顔」を創る

岩切 知美

PROFILE

1971年大分県豊後大野市生まれ。県内の短期大学で栄養学を学び卒業。
建設・不動産会社に就職し、営業・秘書等を経験。その子育てをする中で、食育の大切さを実感。時代に添った形で郷土料理・地域の食文化を繋いで行きたいと思い、2012年個人事業主として郷土料理「豊後おがたん鶏汁」を商品化。2014年大分の地域資源を活用する食品製造メーカーとして法人化。
2015年1月事業拡大と安定製造に向け、地元に自社加工場を設置。
2014年全国ご当地レトルトグランプリ銀賞受賞、2015年ベルギー国際味覚審査機構優秀味覚賞受賞

ビジネスモデル

成美の事業は、大分県の食材や食文化を加工食品にして全国へ発信することで地元の1次産業が活性化される事を目的とし、「大分の素材を食べる」を柱に「SOUP Kitchen Oita」「大分ジビエソバージュ」の2つのブランドで展開している。大分県では農業・漁業・畜産業などの生産業が盛んだが、近年輸入品の増加・流通課題・収入の不安定等に加え、高齢・過疎化が進み後継者不足で地域自体の存続が危機的状況を迎えている。この問題を解決すべく、地元に根を下ろし、生産者の持っているもの(素材・規格外品)+販売者が欲しいもの(商品)を成美がマッチングさせ加工食品を商品化する事で、独自の6次産業化の形を作り上げた。大分の素材・食品添加物無添加・レトルト加工にこだわる事で、商品流通をしやすくし、販路を拡大する事で生産者に新たな収入源を作る仕組みである。成美は産学官連携事業など次世代育成にも取組み、地元産業を活性化させ雇用を生み、子供たちが誇りを持って働き、生活出来る地方創出を目指している。

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