2020-03-26
価値研修
「2019価値づくり経営研究会」終了のご報告
価値づくり経営研究会は、次世代の経営を担うリーダ候補の方々を対象に、経営論やイノベーティブに思考するための知識・理論を提供するプログラムです。研修では自社の資源をいかに新規事業に結びつけて社会課題の解決につなげるか、論理的かつイノベーティブに、多様なステークホルダーと共創し、新しい価値を探索します。
2019年度は、5月から10月までの半年間に計13回の講座を開催しました。
講座の前半では、座学形式で経営戦略、イノベーション論、内部・外部環境分析、ビジネスモデル分析、知財戦略、ファイナンス等々を学んでいただき、新規事業を検討する上で必要な分析手法や考え方を習得いただきました。
次に座学で獲得いただいた知見をもとにケーススタディにお取組みいただきました。2019年度のケーススタディでは、株式会社デンソーウェーブが開発したQRコードを用いた新たなビジネスコンセプトの検討、立案に取り組みました。最終回では約半年にわたり受講生に取り組んでいただいたケーススタディ分析の結果を株式会社デンソーウェーブの本社(愛知県知多郡阿久比町)にて発表いたしました。
13回の講座終了後は、研修の集大成として「自社分析」にお取組み頂きました。自社分析は、「価値創造業」に向けて自社が解くべき課題を再定義し、長期(10年)ビジョンとその達成に向けた技術ロードマップおよびリーディングプロジェクトを提案いただくものです。受講生の方々には日々の業務に大変お忙しいにもかかわらず、素晴らしい分析結果をご提出いただきました。
研修終了後には、受講生向けにアンケートを実施し、以下のような結果を得ました。
【ケーススタディの最終発表の感想(一部抜粋)】
プログラムの満足度について大多数の方に高い評価をいただきました。
技術事業化支援センターは今後も研修プログラムを通じてイノベーション人材の育成に貢献していきます。