コラム・エッセイ

2017/06/22

女性活躍・起業シンポジウムin福岡

6月16日(金)福岡にてシンポジウムを開催いたしました。その名も「女性活躍・起業シンポジウムin福岡」。

当日の福岡は晴天。場所は旧大名小学校(FUKUOKA growth next)にある素敵な施設「福岡市スタートアップカフェ」です。会場はまさに教室そのもの。幼かったあの頃を思い出します。

まずは基調講演。第2回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションで大賞を受賞された、ロイヤルブルーティージャパン(株)代表取締役社長の吉本 桂子氏です。

ロイヤルブルーティージャパン社のお茶は、JALのファーストクラスへの搭載、伊勢志摩サミットでの提供など、最上級のお茶として高い認知を獲得しています。製品の魅力は水出し。加熱していないので、ずっと「生」のままなのです。今回は、吉本氏が起業から現在に至るまでの戦略と奮闘について、そしてこれからの展開について、熱くお話しいただきました。

女性だけでなく、男性も、真剣な面持ちで、聞き入っていました。
「誰でも起業することはできる。自分の考え方・性格・キャラクターに合った人材をいかに集められるかが勝負。皆様も様々な方と出会い、話をして頂きたい。」という吉本氏の言葉は、これから起業するみなさまの心に響いたのではないでしょうか。

続いて、女性起業家3名に、弁護士1名を交えたパネルディスカッションです。吉本氏に加え、(株)Waris代表取締役の河 京子氏、インアウト(株)取締役副社長の帆足 千恵氏、福岡県弁護士会所属弁護士の吉野 泉氏に登壇いただきました。ファシリテーターは女性起業サポートセンター長の原田が務めさせていただきました。

3名とも、共同経営者とともに起業したことから、パートナーとの出会いから起業までの経緯や役割分担についてお話しいただきました。また、今回は弁護士の吉野先生を交えて、商標、個人情報保護、広告という起業家が気をつけるべき三つの法的な問題点で、実践的な知識を交えた活発なディスカッションが繰り広げられました。

吉野先生からは、「弁護士は怖い存在ではない。気軽に相談をしてほしい。」とお話しいただきました。起業に向けて邁進するみなさまにとって、「弁護士相談はハードルが高い」というレッテルが剥がれ、法律知識を高めるきっかけになれば、と願います。

さらに、福岡で起業することの意味や課題についての話題もありました。住民の意識が高いことや創業支援が充実しているといったメリットがある一方で、強い仲間意識があるためにお金を伴うビジネスになりにくいといった課題も示されました。

最後に、原田より、第6回女性新ビジネスプランコンペティションのご案内をいたしました。

今回のシンポジウムで、登壇者である先輩起業家のみなさまが口をそろえて仰っていたことは、「まずは一歩踏み出そう」ということでした。考えすぎて歩みを止めてしまい、やらなかった後悔に苛まれるくらいであれば、一歩踏み出してその先の世界を見てほしい、と。これは、一人で悩んでしまうことの多い起業家や起業家の卵である方々にとって、力強いエールになるように思います。

第6回コンペティションの応募〆切は7月14日(金)。今回、パネリストからは「DBJのコンペでは、最終発表に向けて自らのビジネスプランをブラッシュアップしていく過程があり、とても勉強になった」「ビジネスプラン自体に加え、プレゼンテーション能力も向上する」「女性起業家同士の横の繋がりができた点が心強い」「自社ビジネスのPRになる」といったありがたいお言葉をいただきました。
福岡はじめ、九州の女性起業家様からのたくさんのご応募、心よりお待ちしております。

(女性起業サポートセンター 大橋)
女性起業サポートセンター
女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/ 電話:03-6214-3606(センター代表)

2017/06/14

女性活躍・起業応援シンポジウムin SENDAI

6月9日(金)、仙台にて、七十七銀行様と共催の女性活躍・起業応援シンポジウムを開催しました。
満枠でお申込みをいただいていたため、会場は大入り満員・・・!

しかも、皆様とても真剣に登壇者のお話を聞いていただき、仙台の女性の意識の高さを窺い知りました。

(株)エニタイムズ代表取締役社長の角田 千佳様の基調講演。第5回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションのファイナリストです。
角田様からは、会社を設立するに至った思い、創業の経緯についてお話しいただきました。世の中に役立ちたいと思っているけれど、その機会を見出せない人たちに対して、社会のニーズに応えられる、新しい働き方を提案する、という角田様のお考えを伺い、改めて「エニタイムズ」という社名の奥深さを考えさせられました。

続いて、(株)アトラステクノサービス代表取締役の鯛 かおる様の基調講演。鯛様は、第4回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションのファイナリストです。兵庫県のご出身のためか関西風の軽妙な語り口でのユーモア溢れるお話しぶりでいらして、真面目な講演ですのに、思わず笑ってしまいそうになりました。
鯛様からは、ご自身の会社で発明された、素材の栄養や色味を失わない真空フライヤーについて、また、第二創業ならではの苦労話についてお話しいただきました。

パネルディスカッション。女性起業サポートセンター長の原田がファシリテーターを務めさせていただきました。パネラーは、先のお二人に加え、地元仙台の(株)ゆいネット代表取締役の稲葉 雅子様の三名です。
起業にあたり苦労したこと、仙台という地での起業について、これから起業する方へのメッセージ‥等、盛りだくさんの内容でした。三名とも、笑いを交えてお話いただきましたが、身を切るような苦労と努力を重ねた結果、今があるのだな、と痛感いたしました。
最後、質疑応答のお時間が足りずにお受けできなかった皆様、大変申し訳ございません。

お決まりですが、最後に、DBJ第6回女性新ビジネスプランコンペティションのご案内をさせていただきました!ご応募締切りの7月14日(金)まで残り約1ヶ月!!仙台はじめ、東北の皆様から多数のご応募、お待ちしております!!

(女性起業サポートセンター 大橋)
女性起業サポートセンター 
女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/ 電話:03-6214-3606(センター代表)

2017/06/13

女性起業家との出会いを通じて思うこと

私は今年4月から女性起業支援の業務に就いています。この2か月間で10名以上の女性起業家にお目にかかりました。皆、エネルギーに満ち溢れていて、特徴的なビジネスを展開されている方々でした。
女性のライフスタイル・ライフステージに着目した付加価値を提供しているビジネス、「便利さ」という付加価値を提供しているビジネス、新たな市場創出に成功しているビジネス、失われつつある伝統や技術を掘り起こそうとしているビジネス、地域にある未利用資源を活用することで新たな価値を創出しているビジネス、クリエイティビティに満ち溢れた製品を世に出しているビジネス等々。素晴らしいビジネスに出会えば出会うほど、私の気持ちが熱くなることを実感します。
一方、女性起業家の皆様は、それぞれに課題を抱えていらっしゃいました。課題の内容は様々でしたが、ビジネスを成長・拡大させるためには越えねばならない課題ばかりでした。

女性起業家の方々は、人生を賭してビジネスに向き合っていらっしゃいます。金融機関や調査機関としてどのような支援ができるのか。微力な私が様々なご苦労を乗り越えてこられた女性起業家の方々に対し、どのようなお手伝いができるのかできないのか。まさに「人間力」が試される楽しく厳しい勉強の日々です。

5月10日(水)から「第6回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」の募集期間に入りました。私も全国の支援機関の方々に対するPR行脚中です。日本政策投資銀行(DBJ)グループとして、私自身として、日本の社会や経済が成長する原動力となるビジネスプランに出会えることを楽しみにしています。更にはそのようなビジネスプランを全力で応援していければと考えています。ぜひ皆様のご応募、また支援機関の皆様にはPRへのご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

6月16日(金)には福岡で「女性活躍・起業シンポジウム in 福岡」が開催されます。このシンポジウムは事務局でも特に力を入れている企画です。

基調講演は、第2回コンぺ大賞受賞者であり、女性ならではの感性で「高級ボトリング茶」という新市場を開拓したロイヤルブルーティジャパン(株)の吉本桂子様にお願いしました。
パネルディスカッションは、吉本様に加え、女性のライフステージに寄り添うジョブマッチングビジネスを展開されている(株)Warisの河京子様、九州・福岡のインバウンドビジネスを牽引しているインアウト(株)の帆足千恵様、女性起業支援に従事している福岡弁護士会所属弁護士の吉野泉様の4名をパネリストとしてお招きして行います。
さらに、女性起業サポートセンター長の原田文代から、第6回コンペについての詳細ご案内を差し上げます。ぜひふるってご応募・ご参加ください!!!

女性ならではの視点・感性に基づく新ビジネスは、いわば漢方薬のように社会の在り方や常識をじわじわと変えていくものだと感じています。その意義を意識しながら、この業務に携わっていきます。今後とも宜しくお願い申し上げます。

(女性起業サポートセンター 遠藤)
  女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/ 電話:03-6214-3606(センター代表)

2017/06/13

女性起業家支援セミナー

5/25(木)、「女性起業家支援セミナー」を東京TYフィナンシャルグループ様と共同で開催いたしました。
定員を上回るお申込を頂き、多くの女性起業家及び起業を検討されている方のみなさまにお集まりいただきました!オープニングセミナーにお越しいただいた方も複数名お見かけしました。
みなさま、お忙しいところご参加いただき、まことにありがとうございました!!

まずは基調講演の様子。
基調講演では、(株)キャリア・マム代表取締役 堤 香苗様と(株)Waris 代表取締役 田中 美和様にご登壇いただきました。

堤様には、フリーアナウンサーから転身して起業に至るまでの経緯や、起業から現在に至るまでの経営で苦労した点を中心にお話いただきました。企業を大きくしていく為には、人材を社内・社外に積極的に確保することの重要性についてもお話をいただきました。「いまの社会は女性が自分らしくキャリアを重ねられる社会だろうか? 自分が望む自分なりの働き方ができることが大切ではないか?」 といったメッセージがあったほか、託児付きワーキングスペースのご計画も披露いただきました。

田中様には、雑誌記者の経験を経て、女性のキャリア支援や課題解決に直接携わりたくなったという起業の思いをお話いただきました。また、男女の役割分担意識の強さ・長時間労働を前提とした社会の仕組み・産休や育休復帰後のキャリアダウンといった環境から女性が大企業で活躍し続ける事の難しさなどについてお話いただき、自社のビジネスについてもご紹介いただきました。DBJのコンペティションに応募したことで、ネットワークが広まったほか、自らのビジネスを冷静に見つめ直すきっかけになり、とても良かったとお話いただきました。

次にパネルディスカッションの様子。

女性起業サポートセンター長 原田によるファシリテートのもと、パネリストとして 堤様、田中様に加え、(株)アヤメウィーブス 代表取締役 阿賀岡 恵様、(株)COAROO 代表取締役社長 池 成姫様の4人によるパネルディスカッションを行いました!

プライベートな部分まで突っ込んだ濃厚なディスカッションで、ついつい時間を忘れそうに。。。

「皆さん借金はありますか?」という質問に対し、無借金経営が必ずしも良いわけではなく、ビジネスを拡大していくのであれば資金調達は必要不可欠であること、銀行と付き合うことで、お金を借りる以上に、たくさん勉強になることなど、主催者には嬉しいコメントも各登壇者からいただけました。
また、病気や震災の経験をきっかけに、起業に踏み切ったというお話もあり、「生きていることは当たり前でない」「やりたいと思ったら、すぐに取り組むべし」「やらないで後悔するよりやって後悔したほうがいい、必ず学びになる」という言葉も心に響きました。

ここで時間切れ。もっと皆様のお話を聞いていたかった参加者も多かったはずです、、、

最後にセンター長の原田より、DBJ第6回女性新ビジネスプランコンペティションのご案内をさせていただきました。

今年からコンペティション応募の専用サイトhttps://www.jeri-wec.jp/top/をオープンしたこと、コンペの審査基準や今回新設したソーシャルデザイン賞の評価ポイントについてもご説明しました。専用サイトからも詳細をご確認いただけますが、ご不明点等ございましたら、お気軽に事務局までご連絡ください!

イベント後には、名刺交換会もおこないました。
みなさま名刺交換やネットワークづくりに専念されていました。
会場で多くの参加者からコンペに対するご質問も受け、事務局一同とても嬉しい気持ちになりました。皆様がどのようなビジネスプランをお考えになっているのか、お伺いするのがとても楽しみです。

アンケートでは、「多様な経験をお持ちの登壇者の皆様の話を伺うことができ大きな学びとなった。」「パネルディスカッションでは正直な部分、本音が聞けた。」「起業する想いを強くできた。」というコメントを多数いただき、多くのみなさまにご満足いただけたようで、大変ありがたく思います。

女性起業サポートセンターではこれからも女性起業を応援する企画をおこなっていきます!!

(女性起業サポートセンター 林)
  女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/ 電話:03-6214-3606(センター代表)

2017/05/19

オープニングセミナー

5/15オープニングセミナーを開催いたしました。
当日は100名を超える女性起業家のみなさまにお集まりいただきました!
中には遠方からお越しいただいた方も・・・
みなさま、お忙しいところお運びいただき、まことにありがとうございました!!

当日の様子。

kay me株式会社 毛見社長の基調講演。みなさま真剣なご様子。
毛見様からは、洋服に取られる時間を少しでも短縮したい、「時短」を進めることで輝く女性が夢に向けられる時間を捻出してほしい、Made in Japan を世界に発信したいといった起業の思いをお話し頂きました。
更にビジネスを広めていく上で必要となる人材(仲間)・資金・長期戦略といったポイントをお話し頂きました。

パネルディスカッション。東京大学教授の各務先生のファシリテートです。
毛見様、ダンウェイ株式会社の高橋様、当センター長の原田を交えて4人で行いました。
各務先生のポイントを絞った進行。聞き応えのあるディスカッションです。
ギリギリまで活発な意見交換がなされました。

一例として、DBJのコンペティションに応募して良かったことが話題となりました。
高橋様からは、自分のビジネスや過程を「可視化」できたこと、コンペティションの時に十分整理できたのでもう大丈夫という自信を持てたこととお話しいただきました。
毛見様からは、事業戦略や事業計画を整理できたこと、コンペ後もDBJからサポートをうけていること、受賞歴があることで海外でもビジネスを説明し易くなったこととお話しいただきました。

質問時間が足りず、お受けできなかったみなさま、申し訳ございませんでした。

最後にセンター長の原田より、DBJ第6回女性新ビジネスプランコンペティションのご案内をさせていただきました。
・・・とここでトラブルが!・・・PCの接続が切れてしまいました・・・
ご来場のみなさまにはご迷惑をおかけしてしまい、まことに申し訳ございませんでした。

コンペティション応募方法のご説明時には何とかPCも復旧しました。
今年からコンペティション応募の専用サイトhttps://www.jeri-wec.jp/top/をオープンしたこと、審査基準や今回新設したソーシャルデザイン賞の評価ポイントについてもご説明しました。

・・・とはいえ、お伝えできていない部分が多々あったのでは、と思います。
皆様、ご不明点がございましたら、どうぞお気軽に事務局までご連絡くださいませ↓↓

会場のみなさまにご回答いただいたアンケートでは、なんと、6割以上もの方に、コンペティションに応募する意思をおもちいただいています。セミナーの内容も、多くのみなさまにご満足いただけたようで、大変ありがたく思います。

近日中には、オープニングセミナーの様子を収録した動画をアップします。
ご参加頂けなかった皆様も、ぜひこちらをご覧頂き、セミナーの様子を体感してみてください!

(女性起業サポートセンター 大橋)

女性起業サポートセンター
  女性新ビジネスプランコンペティション事務局(JERI-WEC)
お問合せフォーム:https://www.jeri.or.jp/wec/contact/ 電話:03-6214-3606(センター代表)

2017/05/10

センター長のメッセージ

(株)日本政策投資銀行(DBJ)では、2011年に女性起業サポートセンター(DBJ-WEC)を発足させ、「女性の起業活動により、経済・社会の活性化、構造改革を促す。」ことを目標に掲げ、毎年「DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」を開催してまいりました。
女性の起業活動を支援するため、DBJ-WECではこれまで、5回ビジネスプランコンペティションを開催、累計1,800以上の事業プランをご応募いただきました。
この間、このコンペティションを含めた幅広い活動により、女性起業支援のフロントランナーとして取り組んでまいりました。
女性による起業の機運はますます高まっており、また、裾野も広がっているのを感じております。

この度、(一財)日本経済研究所(JERI)は、DBJ-WECから女性起業支援業務の一部を受託することとなり、DBJ-WECと同様、「女性起業サポートセンター(JERI-WEC)」を創設いたしました。

JERIは、DBJをはじめとする幅広いネットワークを活かし、経済社会の発展と福祉の向上に寄与することを目的とした調査研究活動、機関誌の発行や講演会の開催を通じた情報提供、地域社会の自立的・持続的な発展のための課題解決に取り組んでおります。

JERI-WECはこれからDBJ-WECと連携し、一体となって、情熱と志をビジネスに結実させる女性起業家の挑戦を、専門家、地域の方々とも連携しサポートしてまいります。

DBJ-WEC共々、引き続き皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

原田 文代
女性起業サポートセンター長